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光樹とまと

映画見てきました!!

今日は朝から出事の用事があり、午後からも二つ会議に出席し、忙しい一日でした。
そんな中、前から気になっていた映画の上映が、明日までということで、たまっている仕事と、嫁さんと子供をほったらかしにして映画館に行ってきました。
シアターシエマという映画館で『いのちの食べ方』という作品を見てきました。
ちなみにシアターシエマは大手シネコンでは上映されない単館映画を多く扱っている映画館で、しかもスクリーンの前にテーブルがあり、そこでお茶したり食べたりできるカフェと映画館がコラボした映画館なんですよ。
見てきた『いのちの食べ方』は、私たちの食卓に並んでいる、肉や魚や野菜などの食品が食卓に並ぶまでにどのような経緯をたどってきているのかを、映像で表現しているドキュメンタリー映画です。
しかもこの映画にはナレーションやインタビューが一切ありませんでした。
ただ牛から肉へ変わっていく所や、野菜の消毒や収穫の風景が流れていくだけです。
しかし、逆に映像だけなので固定概念にとらわれず、自分なりに考えながら見ることができました。
生きていた牛、豚、鶏が工場で大量生産されている物のように次から次へと処理され、肉へと変わっていく。
そこには効率化と利益追従が多くを占め、いただきますの心が失われているような気がしました。
皆さんもチャンスがあったら見てみてはどうでしょうか?
日本の食料自給率は、先進国中でも最低の39%(2007年9月現在)。食料自給率が低いということは、ほとんどの食材を輸入に頼っているということになりますので、何か事件が起こると、ある日突然メニューから食品が消える事態が起こりえます。例のBSE騒動で牛肉が消えたこともありました。
 カニは非常に人気のある食品ですが、カニの主な輸入国はアラスカ・カナダ・ロシアが大半で、全体の6割以上を占めています。カニの美味しい北海道でも、全体から見ればほとんどわずかな量です。このように海外からの輸入に頼っている食材としては、小麦(自給率14%)・豆類(7%)・果実類(41%)・肉類(54%)・魚介類(50%)などがあります。めん類、みそ汁、ジュース、魚や肉もみんな輸入ありきで食べられる食品なのです。
 日本は食料自給率が低いわりには、世界で最も残飯を出している国でもあります。金額に換算すると、11兆1000億円もの量になります。現在、世界の人口は63億人ですが、その中できちんと毎日の食事ができるのは、たった8%の人々と言われており、日本もその中に含まれています。また、世界で8億人が栄養失調状態であり、年間900万人が餓死している中での事実と考えると、異常な数字といえます。私たちは、いまこそ毎日の食事の中で、いのちの有難みを「感じる」必要があるのではないでしょうか?
いのちの食べ方HPよりhttp://www.espace-sarou.co.jp/inochi/main/main_img/mp_main.jpg

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